今年の仕込16号超辛口純米大吟醸の味は、軽やかで、ふくらみがありそして、良くキレます。杜氏の感想です。
引き込み軽やかで、口の中に入れた瞬間、旨みがじゅわっと出てきて思わず飲み込みたくなりました。(まだまだ、仕事があります!)ハキもキレイで(ここが辛口の良いところ)申し分なしです。
(田中 勝巳)
2011.12.13
今年の仕込16号超辛口純米大吟醸の味は、軽やかで、ふくらみがありそして、良くキレます。杜氏の感想です。
引き込み軽やかで、口の中に入れた瞬間、旨みがじゅわっと出てきて思わず飲み込みたくなりました。(まだまだ、仕事があります!)ハキもキレイで(ここが辛口の良いところ)申し分なしです。
(田中 勝巳)
2011.12.13
今年の「純吟にごり」いい感じです。
まだ詰めたてなので噴くところまではいってませんが、ガスの溶け込み具合も十分。ピチピチ、シュワシュワと口中で弾けます。
香りもフワッと広がり、やや後味が苦み走ったドライな和製シャンパンといった感じです。
今年から720ml瓶は全て1.8Lと同じ開栓口にしたので開栓には厳重注意ですが、今のところはまだ安心のようです。
先日の忘年会でうちの村井が720mlを1本開栓しましたが、難なく開いてしまいちょっと拍子抜けていました。
でもこれからヤバイかも?
ご賞味いただける方。開栓には十分ご注意ください。
(田中 隆一)
2011.12.12
朝晩の冷え込みが厳しくなり、人もモロミも防寒対策が必要になってきました。
作業中は白衣を着てるので判りにくいですが、各々白衣の中に沢山の重ね着をして寒さを堪えながら仕込みにあたっています。モロミはと言うと…
林君がタンクの下に断熱用の紙袋を敷き詰めて、冷気が入り込まないようにしてくれています。豊野蔵の床はコンクリートなのでタンクの底からの冷え込みが厳しく、なにより気を使います。元気だったモロミが冷え込み一発で急に活動停止なんてこともあるみたいです。
これから長野はますます寒さ厳しくなります。モロミも人も風邪をひかないように注意が必要です。モロミの風邪には特効薬はありませんしね。
(森本 貴之)
2011.12.12
山田錦の精米が上がりそうなので、急いでお風呂に入ったら、『勝巳さん♪精米機止まりましたよ!精米終わったら直ぐ30㌔に計って仕舞うんですよネ\(^o^)/』と林がお風呂に向かって…
そうなのです、精米が上がり次第20℃前後の部屋にしまわないとビックリする位にお米が割れてしまいます。
常々、蔵のみんなに『どんな時間、何をしていても優先順位は米上げ!』と話をしているだけに出ない訳にはいきません!
そして、二度目のお風呂となりました。
日本酒が美味しくなった理由の一つが精米機の開発と自動化です。でもやっぱり人の力は大きいです。
(田中 勝巳)
2011.12.12
今日は綿飴のような小さな雲がところどころ見える程度で、一面青空。冬の北アルプス連峰は本当にきれいです。
雪がかぶっている山は標高3000m級。
これが常念岳。主張してます。
この画像の雲の下辺りが有名な上高地(だと思います)
以前、燕岳にある燕山荘の赤沼社長が、山の上から見ているとお天気の変化がよく分かる、と言っていました。下の方(燕岳から見ると松本、安曇野平上空は下なんだそうです)でモクモクと雲ができ始め、それが大きくなって、雨が降り、そしてまた晴れる。松本平から上がる水蒸気が徐々に雲になっていく様子が見えるようです。
例年ですと、この時期もう少し雪がかかっているような気がしますが、これからもうひと雪、ふた雪降るともっと奇麗な北アルプスに雪化粧するでしょう。
(田中 隆一)
2011.12.12
9日は当蔵の忘年会。
目標の減量に僅か届かず、2次会で散財する羽目になりました。
気を取り直して「今年中に2㎏くらい落としたいな」と今度は軽い願望くらいにして、早速松本駅前から家まで歩いて帰ってきました。
お店を出たのが夜11時頃。歩いていると水たまりに薄い氷が張っています。
うちの近所の道路掲示板は何とマイナス3℃。どうりで寒いわけだ、今年一番の冷え込みかもしれません。
実は先日も歩いて帰宅したのですが、松本市街から速足で約1時間強。歩いているときは酔いで少し麻痺しているのか、何てことないのですが、翌朝ちょっと疲れが残っていて、体がなまっているのを実感します。このままでは体力が落ちるのでまた歩こう、と思うのですが・・・・。
酔いに任せて歩いている時、耳元で悪魔の誘惑と天使のささやきが聞こえてきます。
「寒いなぁ、早く帰って寝たいなぁ、こんなに歩いたら明日に響きそうだ、そろそろタクシー拾おうか」
「飲んだ分は消化しなければ!! もうちょっと歩こう」
年末までにまだ忘年会絡みの会合が6本残っています。何回悪魔の誘惑に勝てるかなぁ。
(田中 隆一)
2011.12.07
今日の仕込み部屋は今期一番の冷え込み。これからまだまだ寒くなることを考えるとゾッとします。
寒いのが苦手な勝巳さんは着込んでいるためか? 白衣がパンパンです。
今日のお茶の時間には小林杜氏が仕込んだ『小谷おこわ』を皆で頂きました。
しっとりもちもち♪の食感が堪らなく良く、いつまでも噛んでいたい程でした。(*´∇`*)
隣の勝巳さんは飲むように放ばってましたけどね…(`)ε(´;)
美味しい秘密は味の決め手となる『小谷漬け』 と『蒸かし方』だそうで。
『俺は日々研究してるんだよ、アハハハハハハハハハ♪』(^〇^)
と小林杜氏。
またお願いしまーす♪
(小松 剛)
2011.12.05
いよいよ山田錦の米選(べいせん)が始まりましたよ。
ウチは入荷した山田錦の玄米をもう一度米選機に通して玄米の選別をしているのです。
これによって選ばれた玄米達を35%まで磨きあげます。だいたい丸4日から5日間程かかる、長期戦。今期の出品酒の造りの始まりです。
(小松 剛)
2011.12.05
年初から仕込む大吟醸の精米が始まりました。
大信州では米選してから精米をします。
届いているお米は全て特等米ですが下原大杜氏の代からやっている恒例の行事です。
特等米でも米選をかけると未熟米が30㌔ビックリする位はじかれます。
下の写真は今年の山田錦です。昨年よりかなり良い感じです。
(田中 勝巳)
2011.12.05
日曜日に松本工場内のタンクを移動しました。
2年前に洗瓶機を入れ替えした時と同じ業者に依頼しましたが、相変わらずの手際の良さで見とれてしまいました。18KL用のかなり大きなタンクで、とても自分たちでは動かせません。立てたままでは外に出せないし、しかも窮屈な場所に置かれているので、一体どうやって動かすのか興味津々でした。
なんと、タンクの回りに枠を作ってタンクを教会の鐘のようにぶら下げて、いとも簡単に横に倒しました。あとはお手の物で、いったん外に出してしまえば高さを確保できているので、クレーンで吊り上げて直立させてハンドリフトや台車に載せて移動させて完了でした。
スゴイのは技術だけではなく、彼らの仕事っぷりです。目を見張るのは、整理整頓された仕事道具。作業に使う工具がものの見事に整理されていて、職人さんたちの息もぴったりで無駄がない。大きな金属のケージにそれぞれの工具などがきれいに収められていて機能的に見えました。「うちも見習わなきゃいけないね」と哲也君と澤田君の会話。大信州ではまだ十分でないという現実を直視させてくれましたが、みんな良い仕事をしたいという気持ちが表れていてちょっぴり頼もしかったです。
(関澤 結城)