鳥の鳴き声も心なしか朗らかに聞こえてくるこの頃ですが、毎年2月の下旬に契約農家の方々に蔵見学をしていただき、今年のお酒の出来も含めて、来季の酒造りに備えた打ち合わせ会を開いています。今回は、松本平から高山さん、浜さん、山田さん、細田さんの4名と、八重原から白倉さん、柳沢さんの2名が参加してくれました。
蔵見学では、ついつい精米所での話が長くなります。今季の新酒に使っているお米のそれぞれの特徴について、精米担当の小松剛君から感想が伝えられ、真剣なまなざしでお米のサンプルをチェックしていました。
『翁乃会」』のみなさんとの交流会では、質問の中にTPPに関するものも。みんなそれぞれしっかりとした考えを持っていて頼もしい限りです。
最後にしっかりと打ち合わせをして、独自の酒米研修会(これも研鑽のため毎年おこなっています!)の内容について議論を交わしたり、田んぼ散策ツアーの実施に向けた準備を進めることを確認しました。もう3月から米作りの始めの一歩が始まります。今年も素敵なお米を作ってくださいとお願いをして彼らを見送りました。
(関澤 結城)