完成しました門松!!
社長が採って来てくれた竹を小林杜氏が門松に仕上げてくれました。
とても仕事と仕事の間を縫っての作成とは思えぬ出来栄え♪ すごいです。
写真の左側のものが豊野蔵用です。
これで無事に新年が迎えられそうですね(^-^)
(小松 剛)
2011.12.26
完成しました門松!!
社長が採って来てくれた竹を小林杜氏が門松に仕上げてくれました。
とても仕事と仕事の間を縫っての作成とは思えぬ出来栄え♪ すごいです。
写真の左側のものが豊野蔵用です。
これで無事に新年が迎えられそうですね(^-^)
(小松 剛)
2011.12.26
くだらないダシャレでますます寒くしてしまったぁ…
蔵でもクリスマスやるんですよ~
毎年恒例の特大ケーキ!!写真ではわかりにくいですがかなり大きく、蔵人みんなで食べても余ります。これは近所にある鳥居堂というお菓子屋で毎年小林杜氏が注文してご馳走してくれるのです。ありがとうございます。
見た目は素朴、味は…素朴です。が旨い。しっとりとして甘過ぎず、たまにスポンジが香ばしい手作り感たっぷりの美味しいケーキ。今年もいいクリスマスになりました。
ちなみに鳥居堂の茄子おやきは絶品です!!
(森本 貴之)
2011.12.22
昨日は豊野の忘年会でした。
毎年恒例の中野市の『もみじ荘』が会場です。
今期は本当にみな骨折などケガなく年末を向かえることが出来良かったです。
年内の仕込みもあと5日、気合い入れて頑張りますよ~。
(小松 剛)
2011.12.19
蔵の泊まり込み生活もついに3ヶ月、最近ハマッテいるのが、自転車です。
杜氏の家で眠っていた物をもらい受け、サドル、チェーン、ペダル等新たに買い直しお昼休みに乗っています!これがけっこう良い運動と気晴らしになります。
写真は千曲川の土手、手前に見えるのがリンゴ畑奥の山が奥志賀です。
(田中 勝巳)
2011.12.19
豊野蔵もついに雪化粧です。今日の雪は積もりそうです。
昨日、年初に発売予定の仕込22号純米大吟醸《金紋錦》を搾りました。やはり今年はお米の出来が良い感じです。香りあって柔らかみ、ふくらみ、いい旨味がのってます。年明け発売を楽しみにしていてください。
(田中 勝巳)
2011.12.17
今期から720ml瓶と300ml瓶のほとんどが一升瓶と同じ瓶口になります。
「なぜ変えるの?」とよく聞かれます。
確かに今までのネジ切りアルミキャップは取り扱いが楽なのはよいのですが、何だか安っぽい感じがして。
高級酒にはもう少し雰囲気のある瓶を、とずっと探していました。瓶の製造メーカーさんが来る度に何度も要望を伝えたのですが、当蔵だけの声では通るはずもありません。
今回選択した1.8L瓶と同じ瓶口がベストというわけではありませんが、他に良いのが見つからず、結局この瓶に収まりました。
冠頭の金色を工夫したり、上面をエンボス加工したりして、結構カッコよくしたつもりですが、でもこの瓶、欠点もあります。
まず、瓶口のガラスが厚いのでお酒の切れが悪い。慣れないと注いだときポタポタと滴が落ちます。
そして重い。重量感たっぷりです。
それから、何と言っても高い!! 高価格の商品ならまだ吸収もできますが、結構痛い価格です。
利便性や効率、コストを優先するとこの瓶の選択はないかもしれませんが、大信州では敢えて切り替えることにしました。
お酒の雫が落ちるのは、日本手ぬぐいを添えてサービスすれば解決です。ワインではテーブルナプキンを添えるのは当たり前。大信州には商売繁盛の開運オリジナル手ぬぐいがあるので、これ、持ってこい。
瓶が重いのは、両手を添えて注げば解決。
酒道に立ち返ってもう一度美しいお酒の注ぎ方を身に付け直せば、さらに美味しくなります。
瓶の価格が高いのは、大信州が環境整備を徹底して、その分を捻くり出します。まだまだムダはいっぱいあるはずです。当蔵の勝手で瓶変更したので、決してお客様にはシワ寄せしません。
造り手側の勝手な思いですが、日本酒は本質的な価値相当の価格や評価になっていないような気がしています。
昔から余りに日常的で身近すぎたり、紙パックやペットボトルなどの簡易性や効率が優先され過ぎたり、超低価格な酒と普通のお酒が、価格に大きな違いがあるのに同じグレードで売られていたりするので無理もありませんが。
日本酒の価値を高めていくには良い環境とは言えませんが、その環境にしたのも我々です。結局、我々が価値を創作できていないということにつきます。
お酒が真っ当な価値、価格で評価され、お客様と日本酒の両方に大きな付加価値が生まれるよう、何かできることからしていこうと思います。
その一つが今回の瓶の変更でした。どうか見かけたらご贔屓下さい。
大信州酒造の最高級酒「香月 古今天恵美酒 平成22酒造年度(2010年)」
ビンテージチャートの平成22酒造年度で20,000円/720ml。平成13酒造年度で50,000円/720mlです。
(田中 隆一)
2011.12.16
『今日も酒母の仕込みだなぁ~』と思ったら なんと37本目の酒母じゃないですか!!早い!!今期の年前は38本の仕込み。あと一本で年前の酒母も終わりです。
ウチの酒母の作り方は最初に甘くて栄養たっぷりの甘酒を作って、そこに酵母菌を入れてあげます。そしてた~っぷりのエサを食べ、酵母菌はバクバク増えていくんです。
甘酒といえば大信州の『吟醸甘酒』も美味しいですよ。そのまま飲んでも良いですが、僕のオススメは牛乳で割って飲むヤツですね。飲みやすくなるし、美味しいですよ~。ヽ(・∀・)ノズバリ甘酒1:牛乳2くらいがgood ♪寒い冬は温めて飲むのも良いですネ。お試しくださいな。
(小松 剛)
2011.12.16
今年最後の新酒の瓶詰めは
「大信州 仕込16号 超辛口純米大吟醸」
と
「大信州 純米大吟にごり」
小さい仕込みなので僅かしか商品に仕立てることができませんが、ぜひクリスマスや年越しのご馳走の脇役にピッタリのはまり役です。
仕込16号は、いつもながらの軽快な飲み口と香りも穏やかで飲み飽きしない切れ味。メーターも+9と程よい超辛でいい感じ。
純米大吟にごりは、大吟らしい華やかさに加え、発泡感があり、高級和製シャンパンの趣き。まずはこちらで軽く乾杯して、食事が始まったら仕込16号に切り替えるパターンが良いかもしれません。
22日にある忘年会が今年の締めの忘年会になりそうです。締めの一献はこれにしようかな。
(田中 隆一)
2011.12.15
「以和為貴(和を以て貴しと為す)」は下原大杜氏の座右の銘。
もう10年以上も前、大杜氏に「いい酒ってどんな酒?」と聞いたことがあります。
その時の答えが「軽くて幅があって、調和の取れた酒だなぁ」と。
「調和の取れた酒を造るには蔵の調和が取れてなきゃなんねぇ。ギスギスしているとギスい酒になるし、穏やかだと穏やかな酒になる。調和の取れた酒を造るには蔵の和が大切だ」。
そんなことで大杜氏は聖徳太子の17条の憲法の第1条を酒造りの信条にしていました。
大信州ではさらにそこに解釈を加え、「和」とは、取り繕いや表面的な和気あいあいではなく「厳しさ誠実さの中から生まれる一致団結した真の調和」。
このラベルの字は下原大杜氏が書いたものです。
当時奥さんに「じいちゃん、人様の目に触れるもんだからみっともない字を書いちゃなんねぇ」と言われ、夜中まで付きっ切りでもう特訓させられたそうです。
「うちのばあさん、寝かせてくんねぇだよ」とぼやいていました。
おかげさまでこんなラベルになり、お酒とは全く関係ないこんな本にも紹介されてしまいました。
今年の「以和為貴」も調和のとれた絶品に仕上がっています。
(田中 隆一)
2011.12.14
野球に例えると大信州の年間通じての4番バッターは「大信州 超辛口純米吟醸」ですが、新酒が上がると打順が入れ替わり、「超辛純吟」は5番に下がります。
年内のクリーンアップは
3番 「大信州 槽場詰め純米吟醸 生」
このお酒、蔵にはもう在庫がありません。特約店様の店頭にある限りです。
4番 「大信州 別囲い純米吟醸番外品 生」
通称「別番」。
なぜ「番外品なの?」とよく聞かれます。
実はこのお酒、純米吟醸と純米大吟醸をブレンドする酒質設計になっていて、それで通常の純米吟醸クラスと区分けして「番外品」としています。
今年のブレンド比率は純米大吟醸9に対して純米吟醸が1未満。ってことは、ほぼ純米大吟醸じゃん。
このスペックでこの価格、超お買い得!! 飲んでみても、超お買い得請け合いです!!
5番 「大信州 超辛口純米吟醸」
味自体は地味なお酒ですが、年間通して安定しています。
4番バッターが例年通り調子が良いので心強いばかりですが、「厳選純米吟醸 山田錦」や「極寒辛口」もいぶし銀のように光っています。
その他にも、シュワシュワ感いっぱいの「純吟にごり」や今日瓶詰めしたばかりの「仕込16号 超辛口純米大吟醸 生」、近日出荷予定の「純米大吟醸にごり」も小粒ながら脇を固め、何とか本年を乗り切ろうと、ただ今準備中です。
(田中 隆一)