何日も前から天気予報で「本州に直撃」と予報されて、心配していた台風も予想に反して長野県では大したことなく過ぎ去ってくれたのでホッとしました。 しかしまだまだ北日本では大雨による河川の増水や土砂災害の恐れがあるとのこと。心配です…。
長野県でも刈り取り直前のお米の方に被害がなかったか心配があります。
昨日は長野市にあります長野県工業技術総合センター
にて行われた講習会に5名で参加してきました。
雨の中にもかかわらず、50名の定員以上の酒造関係者が講堂には集まっていたたこと驚きました。今回は「清酒貯蔵・出荷管理」という講習内容だったのですが、皆の関心の高さを感じました。
内容は「清酒のにおいとその由来について」でした。
お酒のには出てはいけない、付いてはいけない香りがあるのですが、そのサンプルを嗅ぎながらその香りが出る原因などを詳しく教えて頂きました。
玉ねぎや漬物の様な香り、又はヨーグルトやチーズの様な香り。中にはカビ臭いサンプルもありました。これらの香りは造りの工程の中、又は貯蔵中の管理の仕方により付いてしまうんです。
こういった異臭を出さないよう更に気を付けてお酒を造り、管理し、出荷していこうと皆が感じて帰ってきました。
もうすぐ9月になり、季節は秋へと変わっていきます。大信州では「秋の純吟」、そして「ひやおろし」の出荷近づいています。
どうぞ皆さん楽しみにお待ちください。(^-^)
(小松 剛)