お知らせ

2011.10.17

毎度おなじみ 古今亭菊生の落語百夜

ここで何度も登場している落語家の古今亭菊生師匠。今回も「菊生の落語百夜」番外編で来松です。
前回の登場は記念すべき50/100回の折り返し記念。今回は後半戦第一歩の51回目、「鮑のし」と「井戸の茶碗」を熱演していました。

何となく晴れ晴れしていると思ったら、何とこの日の午後、ご縁のある四柱神社で神前結婚式を挙げたとのこと。
もちろんご奉仕したのは四柱神社の宮坂宮司。
師匠と奥様が2人ですごく緊張しているのを感じて、2人をよく知る宮司さんも一緒になって緊張したと言っていました。
それから、結婚の誓いの言葉を2人で読み上げたとき、口調が落語調になっていたとのこと。さすが落語家!?

そんな理由で、今回は特別思い入れのある高座になったようです。
今回の演題も、だからこれだったんですね。さすが。かけてます。

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高座が終わってこれから打ち上げ。手いっぱいも名付け親に会えてご満悦のことでしょう。
(でも師匠はあまりお酒が飲めません、残念)

打ち上げでは落語の深い話が盛りだくさんです。
「技の習得の先にあるもの」、「型を完成させてから型破り」、やっぱり日本文化の世界はこうでなきゃ、というような心持ちの話はどの世界にいても共感します。

次回は11月5日(土)18:30開演。演題は「柳田格之進」。
お時間のある方はぜひ松本市四柱神社までお出かけください。

(田中 隆一)