香月 神寿 kozuki kamuju こうづき かむじゅ

春、酒造りが一段落すると、わたしたちは来季に向けて酒造計画を練ります。すべての銘柄にはそれぞれ設計図があり、それに基づき日々一本一本のタンクに向き合い仕込むことから、ほかのタンクの酒と混ぜることなく瓶詰めします。長野県生まれの金紋錦を30%台まで精米した純米大吟醸、最上級酒「香月」シリーズも然り。ただ違うのは、香月はその後さらに厳しい唎き酒を繰り返し、神寿・古今・至極の銘柄を決めるということです。

タンクごとにイ、ロ、ハ…、袋吊りした斗瓶ごとに1、2、3…と番号をふり、一升瓶に詰めて冷温貯蔵します。春の瓶詰め直後と秋の出荷直前に幾度となく唎き酒を重ね、より品質の高いものを選び出し、神寿・古今・至極としているのです。

その年の出来によって本数が変わり、手書きのナンバリングを施すほどに数は限られます。1万円を超える香月を高いと感じる人もおられるでしょう。しかし、わたしたちは自分たちが造る酒を単なる製品ではなく、綿密な手仕事によって造りあげられた工芸品と考えています。とりわけ、持ちうるすべての技能と手間ひまを注ぐ香月には、それだけの価値があると信じています。
原材料名
米(長野県産)米こうじ(長野県産米)
原料米
長野県産契約栽培米「金紋錦」
仕込水
北アルプス連峰伏流水
上槽
袋吊り
瓶詰
斗瓶取り / 生詰瓶貯蔵
保存方法
要冷蔵
味わい
調和・品格・優雅
飲酒適温(冷/温)
飲酒適温(冷/温) 15℃ / -
合わせたい料理
ノドグロの煮付け・黒毛和牛のたたき
アルコール分
16度
容量
720㎖

香月(KOZUKI)のこと

当蔵は、すべての酒米を地元農家と取り組み、米作りから酒造りまで一気通貫して技と知恵と工夫で醸されたお酒が、その土地、その年の気候風土が一滴のお酒に溶け込む文化の酒と考えます。まさに工芸品の領域です。香月は、その年の最上級の酒米を選び丹精込めて醸したお酒です。その中でも神寿、古今、至極は、さらに選りすぐった極上の一部分です。柔らかく、絹のように滑らかで、洗練された上品な質感がこのお酒の持ち味です。

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