お知らせ

2020.05.01

農場通信

 4月16日、令和1BYの最後の留仕込が終わりました。あとはゆっくりと発酵を促し、酒になるまでじっくり待つだけ。甑が倒れて蔵人たちがホットしている頃、契約農家の田んぼでは早くも令和2BYの米作りがスタートしようとしています。

 4月23日、松本市島内にある濵農場さんの田んぼを訪れました。「ひとごこち」が植えられる田んぼには水が張られ、これから「あらくれ」→「代掻き」の工程を経て、田植えが行われるとの事です。5月に入ったら「ひとごこち」、ひと月遅れて「金紋錦」が植えられる予定。苗を育てているハウスを見ましたが、きれいに苗が並べられ、苗に日が当たりすごくきれいでした。

 もう少しすると青々としたたんぼが一面にみられると思うとワクワクしてきました。田植えの時期と稲刈りの時期が一番忙しいと濵さんが話してくれました。今年は濱さん含め3軒の農家さんが無農薬、無肥料での米作りにチャレンジしてくれます。「初めての試みなのでどうなるかわからないよ。」と言っていましたが、濵さんの顔からは良いお米を作ろうと熱意を感じました。

(池田政人)