今年も蔵入り早々、小林杜氏の作品が出来上がりました。
小林杜氏は毎年蔵入りすると皆造までの間にいくつか“作品”を作ってくれます。
どこにそんな時間があるのかと不思議に思いますが、働き者の小林杜氏は時間があると、というよりも時間を創ってアッという間に作ってしまいます。
助手の使い方も旨いんでしょうね。見習わなくては。
過去には自然放冷する時の敷き台やその足場、はしごなどお手のモノ、道具で困ったら何でも作ってしまいます。
うちの若い造り手たちもここはなかなか真似が出来ません。
今年は蔵入りした途端、こんなものを作ってくれました。
右側は以前作ったものですが、左側は今年の新規モノ。
何に使うのか?
説明がしづらいので、蔵見学にお越しいただいた時にお話しします。
これで今年もひとランク上の美味しさを目指せます。
成果が楽しみです。
(田中 隆一)