朝、蔵の二階にあがると待ってましたこの香り。酒米の蒸された甘く香ばしい香りが今期の始まりを告げています。
久しぶりの蒸し米は、蔵を出てから薄くなった手の皮には堪えます。ビニール手袋をはめて手入れをし、放冷させて麹室へ。真冬の麹室は是非とも入りたい場所ですが、まだ暖かいこの時期はちょっと嫌だなぁ。とは言え、いよいよ始まる麹造りに胸は踊ります。蒸し米も上々にあがったので麹も楽しみです。
始まったらもう止まらない!
今期も皆様に旨い大信州をお届けするために、蔵人一同全力で走ります!!
(森本 貴之)