日曜日に松本工場内のタンクを移動しました。
2年前に洗瓶機を入れ替えした時と同じ業者に依頼しましたが、相変わらずの手際の良さで見とれてしまいました。18KL用のかなり大きなタンクで、とても自分たちでは動かせません。立てたままでは外に出せないし、しかも窮屈な場所に置かれているので、一体どうやって動かすのか興味津々でした。
なんと、タンクの回りに枠を作ってタンクを教会の鐘のようにぶら下げて、いとも簡単に横に倒しました。あとはお手の物で、いったん外に出してしまえば高さを確保できているので、クレーンで吊り上げて直立させてハンドリフトや台車に載せて移動させて完了でした。
スゴイのは技術だけではなく、彼らの仕事っぷりです。目を見張るのは、整理整頓された仕事道具。作業に使う工具がものの見事に整理されていて、職人さんたちの息もぴったりで無駄がない。大きな金属のケージにそれぞれの工具などがきれいに収められていて機能的に見えました。「うちも見習わなきゃいけないね」と哲也君と澤田君の会話。大信州ではまだ十分でないという現実を直視させてくれましたが、みんな良い仕事をしたいという気持ちが表れていてちょっぴり頼もしかったです。
(関澤 結城)