新酒が搾り始まりました。
初っ端は「大信州 槽場詰め 純米吟醸」
搾って即詰め、微かにガス感のあるオリからみの純米吟醸です。
例年通り芳醇旨口の上がり。
甘みを連想させる上立ち香、舌の脇で感じる渋みや舌奥で感じる微かな苦みがしぼりたてらしさを表現しています。
飲み込む手前に微かにフッと果実味が現れ、酒全体は柔らかさもあって軽快に舌の上で滑るようです。
蔵内の評価は結構高得点をたたいています。
おかげさまで今期の出だしとしては上々となりました。
お取り扱いいただく酒屋さんの店頭には新嘗祭(11月23日)明けに並ぶ予定です。
見かけたらぜひお試しを。
(田中 隆一)