2010年1月 のアーカイブ

仕込37~40号は山田錦35%大吟仕込み

2010年1月29日 金曜日

今年の山田錦35%精米歩合の大吟はどれも同じような型の醪で進んでいます。どの醪も香り、味、共に例年と比べるとややスッキリ系。今年ほど似かよって揃っている年も珍しいように感じています。リンゴ系のキリッとしまった華やかさに、なんともいえない彩りのある柔らかい香りが絡んできて、やっぱり大信州っぽい型です。

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最近の鑑評会のトレンドでは、この彩りとボリューム感を想像させる柔らかみのある香りは必要ないのかもしれませんが・・・・。トレンドから外れていると金賞を取りづらいのは確かですが、トレンドに流されると“大信州らしさ”が薄まってしまうような気もします。このところ全国新酒鑑評会は入賞止まりで金に一歩届かずですが、酒質を高めればきっと入るはず、今年は今まで以上に気合を入れて仕込みに入っています。

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今のところいい感じですがまだまだ序盤、これからの醪管理が肝心です。来月中旬から搾り始める予定です。

(田中 隆一)

吟醸生のお燗酒?

2010年1月22日 金曜日

12月半ば、下の息子にねだられてお酒(長野県内限定で発売している『蔵の隠し酒 冬の番外品』)を送ってやった。後日感想を聞くと、とても旨かったとのこと。お燗して飲んだ友達もいたらしく、それも結構旨かったと言う。えっ、あれは吟醸の生酒だったはず...。いぶかりながら自分でもお燗をしてみた。

若い頃、コカ・コーラの「ドクターペッパー」なる炭酸飲料をホットにして飲んだことがある。風味の異なったレモネードといった味わいで、その割りにいけてしまったのを覚えている。

似た者親子ということだろうか、件の燗酒、自分の口にも合って、結構楽しませてもらった次第。よろしかったら皆さんもお試しあれ。

(浅野 二郎)

去年の年末最後に搾った一本

2010年1月21日 木曜日

遅くなりましたが12月最後にこのお酒を上槽したのですが、これが今期前半戦の中で3本の指に入ります!香り高いけど嫌みなく、引き込みも軽く、口の中に入れるとフヮっと広がります。

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この日、蔵には私一人でこの事を誰にも伝えられず写真に収めました。

(田中 勝巳)

小松の凛々しい姿

2010年1月20日 水曜日

大吟醸の酒母も立て終わり今度は速醸酒母です。

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朝一番に仕込んだ酒母に手を入れています。タンクの底まで温度と水分を手早く均一にするためこんな格好になっています。補足ですが、手洗い・アルコール消毒をした後の姿です。

(田中 勝巳)

大吟醸麹仲仕事

2010年1月19日 火曜日

通常大吟醸造りは厳しい(≧ω≦)表情でやっていると思われますが…

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見て下さい! この満面の笑み!! 大信州のお酒の隠し味はこれです!
それにしても小林杜氏、だんだん下原大杜氏のお腹に近づいてきましたね。

(田中 勝巳)

しぼりたて新酒を楽しむ会

2010年1月16日 土曜日

今年も新酒を楽しむ会が始まりました。申し込み番号1番のお客様のカンパイ(^_^)/□☆□\(^_^)で開始です。

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今回の選抜メンバーは『特吟しぼりたて生』・『純吟にごり』・『別囲い純吟番外品』です。まず序盤戦はやはり『別囲い純吟番外品』と『純吟にごり』の、味・香りともに高いタイプが飲まれていき、『特吟しぼりたて生』は少し苦戦でした。

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皆様の顔が赤くなり、声も大きくなり始めた中盤戦で、なんと(・・;)『純吟にごり』が終わってしまうという事態が起こってしまいました。やはり、『純吟にごり』は珍しくフレッシュな和製シャンパンで、結婚式とかに使いたいと言われるお客様がいらっしゃいました。

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いよいよ終盤戦、皆さんひと回りされてきての「もう一杯!」は、ホント嬉しかったです(^-^)。 ここで猛然と減り始めた一本がありましたっっっ!!………『特吟しぼりたて生』(^o^)/~~ 疲れ知らずのお酒(/–)/ そして時間を過ぎるのも早く終了の時間となり、今回もいろんな発見がありました。一層がんばろうと思いました。 次回はお客さんとして参加したいです\(゜ロ\)(/ロ゜)/

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(村井 康訓)

ドッコイ元気です。

2010年1月13日 水曜日

旧軽井沢銀座は、真っ白カチコチです。浅間山からの吹き下ろしの風で、車がぐらぐら揺れます!でも元気に春を待ってます!

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「リカーショップつちや」さんの二階にある「イタリアレストラン ラ・カンティ-ナ」のシェフ喜代(きしろ)さんです。とてもシェフには見えませんが、腕は確かです。つちやさんはもちろんですが!ドッコイ皆さん元気です。

(洞澤 昇明)

豊野蔵、全員集合!

2010年1月12日 火曜日

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

正月休みも終わり、蔵に一人、二人と蔵人が増えるにつれて蔵にいつもの活気が戻ってきました。みんなの休み前よりも少しふっくらした顔を見るとお正月が充実してたんだなぁって感じが窺えます。昨日女性陣も含め豊野蔵メンバーが勢揃いし、いよいよ後半戦がスタートしました。(`ε´)ゞ

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1月5日に今年初めての米洗いがあり、翌日は初蒸かし。そして麹造り。35%の山田錦はどの工程においても今まで以上に気を遣います。本日鑑評会用の大吟醸の一本目の酒母を仕込みました。 いよいよ始まったって感じです。(-.-;)

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今年こそは鑑評会で金賞を貰えるように蔵人全員一丸となって頑張ります!

(小松 剛)

さようなら洗瓶機

2010年1月8日 金曜日

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

新年早々洗瓶機の入れ替えをおこなうことになりました。

28年間一緒に暮らした洗瓶機。今日はその最後の仕事となりました。今年はおかげ様で仕事始めから忙しく、3日間フル稼動でよく頑張ってくれました。体には穴があちこちと開き、ボロボロの状態。明日はスクラップ。一抹の淋しさを感じながら片付けをしました。俺の人生の大半を共に過ごした洗瓶機。大病もなく、頑張ってくれた。ありがとう。そして、さようなら。

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(太田 芳明)

大信州のお正月

2010年1月4日 月曜日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始はゆっくりと旨い酒を飲みながら昨年一年のお疲れ様と新年へ向けての鋭気を養いましたか?因みに、我家の年末と正月の酒は仕込27号でした。出荷前のお酒なので、この酒で年越しとお正月を迎えたのは日本中で田中勝巳と我家だけです。この酒、メチャ旨です。奈良漬食べて酔っ払う、全く酒の飲めないうちの母親が「これおいしい!何年ぶりかでお酒飲んだ」と言いながらスルスルとお猪口1杯飲んでしまい、真赤っかになっていました。

毎年感じることですが、年末やお正月の雰囲気って薄くなっていませんか?特にうちのような田舎は。ひと昔前は、三が日くらいは家でゆっくり過ごしたしていたように思います。元旦はよその家へ遊びに行くものではないといわれ、2日、3日は親戚を回ってお年玉集め?お年玉をもらってしまうと後は暇を持て余し、出かけたいけどお店は休業、こんな感じだったように記憶しています。いつ頃からか「3日10時開店」のような広告が入りだし、それが2日となり、近年は元旦営業が当たり前になっています。確かに便利にはなったのですが・・・。いろいろな意味でこのバランス、難しいですね。

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実際うちでもこの期間、上槽前のモロミが10本くらいあり、毎年大晦日から三が日の間、田中勝巳が一人寂しく蔵でモロミの面倒を見ています。そのおかげ様で他の社員は正月休みが取れています。あまりその姿が可哀想で、毎年誰かが差し入れを持って慰問?に来て、夜中まで飲み明かしているらしいですが(来させられているといううわさもあります)。本当は全員休めればよいのですが、相手は酒です。こちらの言うことを素直に聞いてくれればよいのですが、そうは問屋がおろしません。酒の都合を優先する大信州の造りでは仕方ないというところに落ち着きます。しかし、ここに我々の酒造りに対する姿勢があります。今年もこの努力はきっと酒に現れると信じています。

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これからいよいよ出品大吟の仕込みに入ります。トレンドに流されることなく、大信州流の大吟醸に仕上げていきたいと思います。

今年一年、どうぞよろしくお願いいたします。

(田中 隆一)