2009年10月 のアーカイブ

大信州の最高峰

2009年10月31日 土曜日

大信州の最高峰のお酒を2種類瓶詰めしました。昨年造ったお酒の中から一番のお気に入りを選り抜きます。選び出す方法は官能。朝からきき酒しまくって、1.8L瓶で瓶取りした中から選びに選んで100本くらい一次選抜し、さらにその中から最上のごく一部分だけを720mlで50本分だけ抜き取ります。

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画像に写っているだけでも1.8Lで1,000本近くあると思いますが、これをきき分けるのはえらく大変な仕事です。きき酒能力も要求されます。でもすごく面白い仕事です。同じ仕込みでも搾った時間がちょっと違うだけでこんなにも酒が変わるのか、とか、同じロットで瓶に詰まった1本1本の酒の味に違いが有ったり。

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「この取り口濃いね」、「この香りはバツグンだね」、「上品だね」、この体験をすると酒を混和して味わいを一つにしてしまうことがすごくもったいなく思えます。この辺から大信州のシングルモルト(シングルカスク)主義が生まれたのかもしれません。

今年は「香月 仕込37号8番取り」と「香月 仕込38号10番取り」を、金ラベル(20,000円/720ml)と銀ラベル(10,000円/720ml)で発売する予定です。
写真がぶれているのはご推察の通り、午前中からきき酒をし過ぎて酔っ払い状態に入っているからです。どうかご了承ください。

(田中 隆一)

毎年恒例の百体観音様参り

2009年10月30日 金曜日

10月29日は大安吉日と言うことで、杜氏さんと私がみんなの代表で百体観音様にお参りに行って来ました。ここは、豊野の山と言うよりは丘なんですが、とても見晴らしがよい場所です。今期もみなさんに喜んで飲んでいただけるお酒が造れるようにと心を込めてお祈りして来ました。

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(田中 勝巳)

甘柿より甘い渋柿

2009年10月29日 木曜日

お茶請けがすっかり秋らしくなりました。野沢菜の浅漬けに、大根の葉の煮浸し。ひと際目立つのは渋抜きした柿。渋柿は渋抜きすると甘柿より甘いんですよ。知ってました?皆が知らない間に小林杜氏が仕込んでありました。さっすがだなぁ~。もう少ししたら、“林檎の王様”ふじが仲間入りします。今から楽しみです。

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(森本 貴之)

佐呂間の方は半袖でした

2009年10月28日 水曜日

今日は、すごい遠方からのお客様が蔵見学に来てくれました。何と北海道の「佐呂間」から札幌の裕多加ショッピング社長の熊田さんのご縁です。

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精米所から麹室、酒母室、仕込蔵と見ていかれ、最後にお酒を買うということで近くの会田酒店へ…リーチインを見てあれもこれもと、ものすごい勢いで買っていかれました。本当にありがとうございました。また、機会がありましたら「佐呂間酒の会」に呼んでください。

(田中 勝巳)

いよいよ、ヤブタ組立て開始

2009年10月28日 水曜日

10月27日 蔵入りして1ヶ月近くが過ぎ、醪は八本仕込み終わりました。そして今日からヤブタの組み立てが始まりました。 ヤブタとはお酒を搾る機械のことで、正式には『薮田式濾過圧搾機』といいます。『薮田』 とは会社の名前なんですが、僕らはこの搾る機械をヤブタ、ヤブタって呼んでます。

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このヤブタの組み立てが始まったということは… いよいよ新酒が搾れるということです。  今年の一本目はどんな感じに搾り上がるのか今から楽しみです。

そして今日は大信州の女性陣の紹介です。

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左から島津本江さん、島津静子さん、渡辺ちえ子さんです。 みんな豊野蔵の近所の方達なんですが、 ヤブタの組み立てから始まり、リンゴ作り、家事までこなすスーパーウーマンです。 この時期はリンゴの収穫で忙しいのですが、今日はみんな揃ったので写真を一枚パチリ。

これから寒さも仕込みも本格的になっていきますが女性陣と力を合わせて頑張っていきます!

(小松 剛)

今期2回目!

2009年10月27日 火曜日

またまたお手伝いに来てくれました。「如月桃花(きさらぎとうか)」の宮林さん。前回は一睡もしないで蔵に来て仕事をし、森本、小松、林の大歓迎会にやられて次の日具合が悪くなってしまい、今回はリベンジとばかりに頑張っていきました。 奥様が長野市篠ノ井出身でちょうど帰省されていることもありますが、正直、毎回お休みに蔵に来ていていいのか心配になります。それでも前回仕込みを手伝ったモロミを見て香りを嗅いで納得した顔で帰られました。

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(田中 勝巳)

ヤブタの準備

2009年10月27日 火曜日

今、着々と槽場に向けてお酒を搾る準備をしています。杜氏さんが先頭で豊野女衆に囲まれながらワイワイいつものおしゃべりも聞こえてきますが、杜氏さんの目は真剣そのもの。なぜかと言うと、杜氏さんは元々、上槽、濾過を20年近くやっていたのです。今では、麹から酒母、もろみと全般を見ていますが、お酒の圧搾機(通称「ヤブタ」と言っています)については特に厳しいのです。「お酒は造ることも大事だが、最後の最後に気を抜くとだめだ!」と常々言っています。大信州のお酒は殆どが無濾過。ここが最終工程なのです。

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(田中 勝巳)

いざ出陣!初めての車で行く九州編。

2009年10月26日 月曜日

金曜日に仕事を終えてから、友人(男4人)といざ九州まで出陣。夜の9時に塩尻を出発し、中央道、名神、山陽道を乗り継いで九州に上陸しました。「目指すは鹿児島!」の予定でしたが、熊本までたどり着いたところで残り300kmと知り計画を断念。観光地も桜島から阿蘇山へ変更しました。阿蘇山の火口入り口で5分ほど見学したとき、ガスが充満してきて避難勧告が出されて、結局車で下山しました。

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阿蘇山からの下山途中、遅い昼飯を食べました。メニューは「ホルモン定食(980円)」と阿蘇山の火山岩で焼く石盤焼きの馬肉(1,500円/1人前)を食べ、勝者「ホルモン定食」という判定を下しました。

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阿蘇山観光の後、温泉に立ち寄り、いざ目指すは「熊本城」。すでに薄暮となり、撮影したはずの天守閣は真っ暗状態でした。我が「松本城」の美しさに感動して造られたお城だけあって、どことなく似ていました。ただ、敷地は松本城の3倍くらいあって驚きでした。熊本城に出陣後、九州ラーメンで腹ごしらえをして、夜の8時に現地を出発し、帰路に着きました。結局、寝ないで九州旅行を楽しみました。ETCの割引で実現したこの旅行。片道の高速料金は、塩尻-熊本間で2,100円くらいでした。

(村井 康訓)

風穴(ふうけつ)の紹介です。

2009年10月23日 金曜日

今日は風穴の紹介です。松本市の稲核(いねこき)にある風穴は、北アルプスの山肌を通り抜けてきた空気が斜面の岩の間に入り込んでから抜け出てきた冷たい空気の通り道です。洞穴とは違って、山の斜面に大きめの石が組まれていて、その石と石の間から冷気が吹き出され、斜面に沿って建てられた倉庫内は、夏でも約8度ほどに保たれています。

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ウチを含めて松本市内の3蔵が共同でこの風穴にお酒を貯蔵しています。先日、庫出し式をおこないましたが、今年4月下旬から5ヶ月間貯蔵されたお酒は、気のせいかもしれませんが、とってもやわらかできめ細やかです。地域限定ですが、『大信州 純米吟醸 風穴貯蔵』という名前でお酒を用意しました。松本平産の契約栽培のお米と北アルプスの伏流水で仕込んだ正真正銘の地酒です。

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風穴へは、松本ICより国道158号線を上高地方面へ進んでいただければ、道の駅「風穴の里」の一角にあります。裏手のほうにあるので少しわかりにくいかもしれませんが、見学もできますので、ぜひお立ち寄りください。

(村井 康訓)

良い面してます。

2009年10月22日 木曜日

今年の槽場は3本とも面がそろっています。まるで大吟醸を造っているみたいです。今年は、香りおだやかでキレるお酒になるような気がします。上槽が今から楽しみです。

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(田中 勝巳)